大往生

【家族】

父が亡くなりました。享年90。

広辞苑を引くと、
『大往生(だいおうじょう)』とは、
安らかに死ぬこと。少しの苦しみもない往生。また、立派な往生。
とあります。

まさに、父は大往生でした。

大正時代に生まれ、昭和の戦前、戦後、そして平成を生き抜きました。

太平洋戦争では満州に出征し、戦後の高度経済成長期には、第一線で休日もほとんどなく、朝早くから夜遅くまで働いていました。

最後の数年は車椅子を使い、軽い認知症でしたが、
日本人男性の平均寿命(79・59歳)をはるかの超えての90年の人生は、本当に立派だったと思います。

父との思い出はたくさんあります。
その思い出を整理しながら自分の人生も振りかえってみようと考えています。

父の入院、死、葬儀等で1ヶ月間ブログをお休みしました。